トップページ/ニュース 学長記者懇談会を開催 本学の国際化の実績を強調 池上彰教授が記者と質疑応答

ナゴヤドーム前キャンパスの3学部から話題の教員がプレゼン

記者に本学のトピックスを披露する小原章裕学長 記者に本学のトピックスを披露する小原章裕学長
小原章裕学長 小原章裕学長

小原章裕学長と記者との懇談会が5月11日、ナゴヤドーム前キャンパス西館の社会連携ゾーン「shake」で開かれました。本学で経済学やイスラム教文化論を教える池上彰教授が登場し、集まった記者6人と質疑応答を交わしました。

学長記者懇談会は2021年11月に天白キャンパスで開いて以来。冒頭、小原学長が新設の情報工学部の滑り出しなど最近の本学のトピックスを次々に紹介しました。

ナゴヤドーム前キャンパスには外国語学部、都市情報学部、人間学部があり、最近メディアで話題になっている3教員がそれぞれプレゼンテーションしました。

学長は本学の国際化の実績を一番に強調しました。ハイライトは外国語学部が外務省の対日理解促進交流プログラム「カケハシ?プロジェクト」に参加したことです。2021年5月は米国ノースウェスタン大学、同年9月には、カナダのアルバータ州立大学と、それぞれ学生が英語を用いてオンラインで交流しました。いずれも世界的にハイランクの大学です。学長は2回ともナゴヤドーム前キャンパスで交流の様子をじかに見て、手応えを感じたことを話しました。

航空業界への就職を目指す学生をサポートする【M-CAP】も話題に載せました。池上教授が女満別(北海道)から羽田への搭乗機で、【M-CAP】受講生で教え子だった卒業生の客室乗務員から声を掛けられ、驚きと喜びの再会を果たしたというエピソードも挟みました。

佐川雄二情報工学部長は「プログラミング実績評価入試」について報告

佐川雄二学部長 佐川雄二学部長

4月に初めての入学生を迎えた情報工学部も今回の主要なテーマです。佐川雄二学部長(前副学長)が一般入試と並行して実施した総合型選抜(旧AO入試)「プログラミング実績評価入試」について報告しました。プログラミングを含むコンテストへの参加やソフトウェア等の開発?公開の実績をもつ人が対象で、1人が出願して合格。「一般入試で入ってきた学生との相互作用で伸びてくれるといい」と期待感を表明しました。

池上彰教授は記者に「正確な情報をいち早く、検証可能な形で伝えること」を求める

池上彰教授 池上彰教授

池上教授は、記者の質問に答える形で話を進めました。ウクライナ情勢、電気自動車(EV)シフトと自動車産業の将来、メディアの役割、本学で授業をしている感想など多岐にわたりましたが、池上教授はいずれも分かりやすく答えました。

自動車産業の将来については「EV化で自動車のエンジンがいらなくなると100万人の雇用が失われると話すと学生の目の色が変わる。私たちは輸送機械のデファクト?スタンダード(事実上の標準)の分岐点にいるという視点を、学生にはもってほしい」と語りました。

旧来のメディアへの不信感が広がっている中でのメディアの役割について記者から問われると、池上教授は「われわれの仕事は何だったのかという原点に返ること」と明快に回答。「正確な情報をいち早く、検証可能な形で伝えること」を記者たちに求めました。

伊藤俊一 人間学部教授 「著書『荘園』の反響について」

  • 自著『荘園』を手に解説する伊藤俊一教授 自著『荘園』を手に解説する伊藤俊一教授

人間学部3年の専門科目「日本社会史」で数年間講義した内容をもとに執筆、従来の荘園史を実態に即して再構成した。古気候学の成果を活用し、社会変動の契機に気候変動の視点を取り入れた。2021年9月に中央公論新社から刊行、2022年2月段階で8刷5万8000部(電子書籍を含む)。新書大賞第3位となった。半期15回の授業で数年話し、学生の疑問や反応を受けて内容が練られたことも好評の理由だ。

稲葉千晴 都市情報学部教授「杉原千畝『命のヴィザ』と米ユダヤ基金」

  • リトアニア国旗を手にウクライナ支援のTシャツ姿の稲葉千晴教授 リトアニア国旗を手にウクライナ支援のTシャツ姿の稲葉千晴教授

第二次世界大戦下のリトアニア領事代理、杉原千畝は「命のヴィザ」で多くのユダヤ人難民を救ったことで知られる。しかし、ヴィザだけでなく、最終目的地までの旅費がなければ難民は救われなかった。資金を集め、難民に分配した米ユダヤ基金が救援には不可欠だった。今、ロシアのウクライナ侵攻による避難民がリトアニアにも押し寄せている。私は、ウクライナからの避難民を受け入れたリトアニアを経済的に支援する募金活動を展開している。

鈴村裕輔 外国語学部准教授「大リーグの楽しみ方-文化の多様性の観点から」

  • 米大リーグの多様性について話す鈴村裕輔准教授 米大リーグの多様性について話す鈴村裕輔准教授

1997年以来、米大リーグを中心とする日米の野球に関する執筆活動をしている。大リーグは多様性を重視している。米国プロスポーツで初めて「人種の壁」を破った。障害を克服して活躍した選手もいる。2020年には北米4大スポーツ史上初の女性ゼネラルマネジャーが誕生した。選手の多国籍性も強調される。エンゼルスの大谷翔平選手は、傑出した才能をもつ外国人選手にも活動の場を提供するというブランド価値の形成に役立っている。

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