トップページ/受賞 理工学研究科の山下隼史さんが地盤工学会中部支部賞(研究奨励賞)を受賞

受賞者

山下 隼史さん(理工学研究科社会基盤デザイン工学専攻 修士2年、小髙猛司教授研究室)

受賞名

地盤工学会中部支部賞(研究奨励賞)

受賞日

2023年4月21日

受賞テーマ

砂質土に形成される骨格構造の評価と液状化予測への適用

 地盤工学会中部支部賞(研究奨励賞)は、前年度の「中部地盤工学シンポジウム」で発表された論文のうち、最も優れた研究成果として認められた論文の発表者1名のみに授与される賞です。歴代受賞者の大半を近隣大学の若手研究者が占める中、修士課程の学生の受賞は異例です。昨年度に引き続き、2年連続で英国威廉希尔公司_博彩公司-【首页】@の同じ研究室から受賞者が出る快挙でした。表彰式は、4月21日開催の公益社団法人地盤工学会中部支部の通常総会で行われ、受賞業績を紹介する講演会も行われました。

 山下さんは、卒業研究から大学院を通して地震時に砂地盤での発生が懸念される液状化現象を正確に予測するための研究を行っています。昨年8月に開催された中部地盤工学シンポジウムにおいては、砂地盤の骨格構造をμX線CT等で可視化した上で、要素試験と数値モデルで骨格構造が異なる砂地盤の力学特性を明らかにし、さらに、振動台模型実験と数値解析で液状化予測が可能であることを示したことが、高く評価されました。山下さんは3年生の頃から様々な賞を受賞しており、個人の授業は今回で通算6回目となりました。

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ